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Out To Lunch

サバ州(ボルネオ島)のとある海辺の村にて


亡くなった人の死後40日目の行事に参加するためにこの村を訪れたのは、もうだいぶ前のことでした。昔の写真ですが久しぶりに見てみると、鮮明な記憶がたちまち蘇ります。

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道路の真ん中で横たわる山羊たち

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日陰で憩う牛

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ここはBajau Ubian(バジャウ・ウビアン)という海洋民族の末裔が暮らす小さな村。村の名前はカンポン・バル(”新しい村”の意味)。
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村では鶏の存在感もハンパないです


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近親者が交代で40日間死者に寄り添って過ごします。ここは村の裏山のような場所、でも集落からそのまま上ってこれる、本当に近い場所です
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40日間続けて来たお墓の見守りも今日で終わり。この後親戚知人等が集って会食をする、仏教の法事のような行事が行われました。イスラム教徒の彼等によれば、死後100日の弔い行事もあるとか。

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ここに棲んでいるサル。このサルはこの後同じ枝に腰をかけてじっと海のほうに目をやっていました。

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サルたちがいた木々はこの左手、もう少し海がよく見える位置にありました。下の集落はあまりにも近過ぎてここからはみえません。

あれから丸5年、カンポン・バルは変わったでしょうか。多分そんなに変わってはいないでしょう。

星空を見上げながら、潮騒を聞きながら歯を磨く。村ではフツーのことですが、実はこれ、私の大のお気に入りなんです。今は日本の古いマンション暮らし。風情がなさ過ぎてイヤなんですよねー。

by kin_midori | 2015-01-15 16:33 | マレーシア・サバ
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